横顔の描き方
目の位置
顔のパーツの配分としてよく言われる目は真ん中という説明は、大体合ってます。
人によって真ん中より上だったり、下だったりしますが、美人を描くなら上、可愛く描くなら下がオススメです。
同様の理由から、大人を描くなら上、子供を描くなら下にすると、それっぽく見えます。
耳の位置
耳を真ん中という説明も大体合ってますが、坊主頭を描く場合は後頭部に近く描いたほうがそれっぽいです。
通常後頭部には髪の毛があるため、顔の前後の長さが長く見えます。
つまり、耳と後頭部の距離が遠く見えるのです。
そのため一般的には耳を真ん中に、と言われているのです。
また、重要なポイントとして、耳はアゴのラインより必ず後ろに付くという点があります。
自分の耳の位置を確認してください。
おでこの位置
まっすぐ前を見ている状態なら、おでこと口が縦に並ぶように見えます。
細かく言うならおでこの方が少し前に出ています。
これが逆転して、口が前に出てしまったり、おでこの出っ張りがなかったりすると、ネアンデルタール人っぽく見えます。
顎の形
アゴのラインは人によって大きく違います。四角く描けばしっかり見え、三角に描けば弱く見えます。
後頭部の形
先に書いたとおり、後頭部は髪の毛で隠れており、本来の形より大きく突き出しているかのような錯覚を植えつけています。
現代の日本人の頭部はより近代的に進化した形をしており、俗に言う絶壁型です。
しかし絶壁は恥ずかしいという先入観が広まったことから、髪の毛にふんわり感を出していたりするため、あまり気付かれないようです。
特に盛り髪と言われるデコレーションヘアーや、ポニーテールにしている場合は、より大きく見えます。
そのため女性特有の盛り髪は別として、後頭部の厚みを少なくするとリアルになり、厚みを増すとマンガっぽくなります。
特に縦より横幅が長いとギャグマンガっぽくなります。